上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
それは午後七時ピークタイムも終りをつげそうな時のことだった…

人の波も引き

さて 一息つこう としていたとき

えらいハイなテンションの女が三人入ってきた

一人はスラリと背が高く色白でラフな格好をしていた
ラフな格好なのに そこには 可愛さがあり 一目でセンスの良さがわかる

もう一人はワンピースの似合う美脚だ
色黒だが そこがまたいい 彼女のカラーにあっている
品のいいコートを着て いかにもお嬢様 という感じだった

最後の一人は他の二人に比べて ちまっ としていた
もこもことセーターを着込み寒いのか鼻をすすらせている
そして なにより

手には

        土鍋…



…土鍋?

彼女達は迷うことなくレジに一直線

オレの目線はラフな格好の美人でもお嬢様風美人でもなく、ちまっとした女

が持つ土鍋に一直線…


オレの中に一つの可能性が生まれる…

というか 一つしか 予測しようがない

「すみません」

長身のラフな女が言った

可能性は予測へ… 予測は確信へとかわっていく

…言うのか?あのことばを?













「おでん下さい




キター(´Д`)ー

長身の女は 顔に微笑を浮かべながらおでんを優雅に指差している

しかし…

オレはコンビニ店員 どんな時でも マニュアルは守らなくてはならないっ!

それがオレに与えられた試練だっ

「…カップ二種類ありますがどちらにおつぎしますか?」

ちらちらと オレの目線は土鍋を伺う



・・・・・お前か? お前がつかわれるのか?



女は答えた


「これに 下さい


指差された先はもちろん… 土鍋

さわやかに かつ フローラルに

女は何処までも優雅だ…

たとえ おでん下さい と言っていても

たとえ おでんを土鍋についで と言っても

優雅だ…(´Д`)…

「…ハイ」

オレは素直に… 土鍋を受け取った…

(´Д`)オモイ…

「何をおつぎしますか?」


母さん 忠男 頑張るょ…


長身が叫ぶ

「ハイっ 大根食べる人っ」

バサッという音と共に三人が一気に挙手した

「3?」

「あ やっぱ アタシいいや」

「何 その遠慮(笑)」


いや むしろ

何 そのテンション(´Д`)

女達は流石土鍋持参なだけあり次々と注文していく

土鍋なかで具達が揺れる…

始めから重かった土鍋は具とダシを鱈腹飲み込み重さ倍増

正直片手では持てない…

「以上でよろしいですか?」

「あ… アタシ 白滝 欲しい」

ちまっとした女が慌て言った

「もぉ ちゃんと自己主張しなきゃだめだょ~」

いゃ 貴女達 存在自体が自己主張のカタマリですから

結局女達は 大根2つ 厚揚げ2つ つくね1つ ギュウスジ2つ 玉子1つ 巾着1つ そして 白滝1つをお買い上げした…

「しめて 1000円になります」

女達はなにやら1000円といいキリのよさに興奮ぎみだ

…忠男 ダメだ

ここで 雰囲気に飲まれてはダメだっ

コンビニから一刻も早く出ていってほしかろうと

ちゃんと対応しなきゃだめっ

それが 真のコンビニ店員だろっ


最後の決め台詞 オレは優雅に言う…



「カラシはどうなさいますか?」



「あっ…

カラシ大好きなんでっ






ひとつかみ お願いしますっ」



そうして 女達は 土鍋の蓋もしないまま おでんの匂いを振り撒きながら
入店の時同様 ハイなテンションで お店を出ていかれた…















というわけで、本日は7おでん大会なり

ゆん「うまっ!やっぱおでんはセブンやね!
赤村「やろやろ!

迷惑極まりないけどな!
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kamayun.blog77.fc2.com/tb.php/146-e028ea20
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。